GWが終わり、例年通り梅雨に入った沖縄本島ですが……、まったく雨が降りません。どうなっているんでしょうか? すでに夏休みの予約がけっこう入ってきております。そこで今からのシーズン、滝遊びのお勧めをブログでご紹介させていただきます。
沖縄本島恩納村でダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
目次
ター滝って?
まず私ども、スピッツネイチャートレッキングがツアーを催行しているター滝のご紹介を少し。

平成28年に国立公園に指定された沖縄北部の森一帯を「やんばる」と呼びます。沖縄本島は意外と南北に大きく、那覇空港から最北端の辺戸岬までは高速道路を走っても2.5時間ほどかかります。大宜味村にあるター滝はそのやんばるの南側。那覇方面から向かうとほぼ玄関口にあたります。
駐車場が二年前に完成しましたが(今年から有料化となりました。詳しくは関連記事「2018年GWよりター滝駐車場有料化」をご覧ください)、川や滝は自然のまま残っています。
そうなんです。
自然のまま残っているんです。
遊歩道とかないんです。
手柵とか設置されてないんです。
これって嬉しいですよね。
過去の写真から川や滝の風景を紹介。



基本、澄んだ水の流れる美しい川です。夏場の川遊びは気持ちよくて、最高に楽しいです。
でも、楽しければ、当然……、人も多くなります。
年々夏場の人出が増えてきました。
夏場のター滝駐車場風景
ありゃりゃ……、満タンだ……。



上の写真は夏休み期間中午後のター滝駐車場風景です。去年は無料で開放されていたので本当にたくさんの人が訪れていました。今年から有料化されたので、少しは人が少なくなるのかな? まだなんとも言えませんね。様子を見て、またレポートしてブログに書いていきたいと思います。
まぁ、これだけの車があるわけですから、当然、川や滝も人で埋まってしまうわけです。

こんな感じ。
滝は滝としてちゃんと存在しているので、楽しめるのは楽しめるのですが、のんびり~って感じではないかな。
川の入り口にも……、というか、どこもかしこも人が多い。

川で遊ぶ人が多くなると、底の砂を巻き上げてしまうため水が濁ってしまいます。夏の午後、特に7月の週末の午後、夏休み期間の午後は常時そんな感じです。
だから、スピッツは朝のツアーを強くお勧めいたします。
朝が良い理由その1 水がきれいだ!!

人が歩く前に入れば、夏でもいつものきれいな川と滝が楽しめます。6.7.8月のツアーでは断然午前のツアーがお勧めです。週末は8時半集合になり、平日の9時半集合よりも1時間早い設定になっているのですが、早起きする価値は十二分にあります。ぜひとも早起きして美しい川を楽しんでください。
朝が良い理由その2 虹遭遇率アップ


滝全景が陽を浴びるのは午前のみ。水回りでは虹が高確率で出てくれます。午後になると川上に太陽が回ってしまうため、滝つぼ辺りは日陰になってしまいます。
虹と遊んでいるかのような体験をしたい方はぜひとも午前のツアーを狙ってください。
朝が良い理由その3 人が少ない

人が増える夏も午前のツアーならば人が少ないです。
朝が良い理由その4 渋滞に巻き込まれない
スマホが当たり前になり、グーグルマップが日進月歩で便利になっていきます。

最下段の車ボタンを押すと、渋滞情報が出てきます。緑色が普通。赤くなると渋滞です。上の写真が普通時の道路状況です。
これが週末、そして夏休みのお昼前になると真っ赤かになってしまいます。

これがひどい渋滞ではなくて、普通の渋滞です。
さらに悪化すると、この列が伸びて、かりゆしビーチパレスホテルよりも南に渋滞が続きます。

もうこうなっては、何時にホテルを出発すれば、午後のツアーの集合時間の12時半に到着するのか私らスタッフにも見当が付きません。
なので渋滞に巻き込まれないようにするには結局かなり早めにホテルを出発していただかないと間に合わないので、早く出て、北部で時間を潰してから集合する……、という感じになってしまいます。
夏に午前のツアーを終えて、那覇方面に戻る時、名護行きの58号線は渋滞真っ盛りです。


朝のツアーが終わった後は、まだ12時半ぐらい。昼ご飯食べてもまだまだ時間があります。そこから美ら海水族館に行くにしても、古宇利島に海水浴に行くにしても、北上して辺戸岬を目指してもまだまだ遊べます。
午後のツアーで申し込まれたお客様には事情を説明して午前のツアーをお勧めしています。今から申し込まれる方はこのブログを参考にしていただいて、ぜひ午前のツアー参加をご検討ください。
どうしても午前のツアーには時間的に間に合わないなどの理由もあるかと思います。なので、午後のツアーを中止にしたりはしないのですが、可能な限り午前に実施したいと考えております。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。