2022年夏が本格的に始まりました。
コロナ禍でここ数年間暇な夏を過ごしてきましたが、予約状況を見ると………
今年は忙しそうです。
沖縄でター滝ツアーを2011年から開催しているター滝ツアー専門店スピッツの世古がター滝をちゃんと楽しむためにどんな格好で川を歩けばよいか?
ター滝はツアーに参加されない一般の方もたくさん遊びに来られるので、
その方たち向けにもアドバイスさせていただきます
目次
先だしまとめ
- 水着だけはお勧めしません
- 肌は隠せるなら隠すにこしたことはない ⇒ 怪我と日焼け防止
- マリンブーツはマストアイテム ⇒ 持ってない人はター滝駐車場の管理事務所でレンタルできます(500円/1回、数に制限アリ)、滑り止め加工済みのフェルトブーツがレンタルできます
- 安全に楽しむためにはライフジャケットはかなり便利なアイテム ⇒ こちらもター滝駐車場の管理事務所でレンタルできます(500円/1回、数に制限アリ)
- スピッツのツアーに参加される方は、フェルトブーツ+ライフジャケットは無料レンタル
- かかとに引っ掛けるタイプのトレンカがお勧め ⇒ 擦り傷激減します
- 帽子があればター滝の中もガンガン攻めれる ⇒ 目に水が入りにくい
- 蜂やアブが気になる人は白色のコーディネイトを心がけよう
詳細を知りたい人は読んでみてくださいね。
肌を隠しましょう
基本なのですが、肌はなるべく隠した方がいいです。
- 日焼け防止
- 怪我防止
- 思いっきり流されるため
水着の上にラッシュガード着用がお勧め
ラッシュガードがなければTシャツでもいいので、肌を隠すことをお勧めしています。全身を隠せればベストです。
日焼け防止と怪我防止はわかるけれど、「思いっきり流されるため」ってなに?
川での遊び方によって服装は変わる
今夏はどんな夏になるでしょうか?
台風が頻発するのか?
台風の来ない夏なのか?
台風が来ないにこしたことはないのですが………
水量は少ないよりも多い方が断然楽しいです。
こちらの動画は2022/6月。
台風が大雨を降らせた翌々日のター滝で行ったツアーの模様です。
ほぼ毎年遊びに来ていたただいているリピーターさんたちだったので、
水量マックスのター滝を思いっきり攻めてきました。
やはりみなさん、過去イチ楽しかったようです。
この動画にあるように川で流されたりして遊びたいなら
長袖、長ズボンタイプのラッシュガード、トレンカは必須アイテムです
でもさー
これから夏場に向かって、
水量も減ってきて、
より安全な川になっていくんだよね?
例年、真夏はあまり台風が来ないので、水量はどんどん乏しくなります。
なので、
ター滝まで行って、ちょっと泳ぎたいだけなんだよ
という人に写真の私のような恰好をお勧めするか? って聞かれれば………
普通の格好にビーチサンダルでいいよね
川でがっつり泳ぐわけじゃないしね
はい。本格的に川遊びしないのであれば、
写真の私のような恰好は不要です………
なんて言うわけないでしょ!!!
ちょっと行きたいだけ………
って人のために
優先順位を決めて言った方が
わかりやすいんじゃないかな?
やれやれ。
了解です
ター滝に行くのにこれは準備しましょうアイテム
優先順位をつけて必要なものをランキングにしましょう。
第1位、マリンブーツ
歩くのが楽で安全に
ター滝に行くためには川の中を歩かねばなりません。
夏の午後は人出が多いために川の水は濁り、川底の様子は視認できなくなります。
そんな川の中をビーチサンダルで?
川は水たまりではありません。
流れもあるので、ビーチサンダルは脱げるかもわかりません。
夏の午後に行く人にはマストアイテムです。
スピッツのター滝リバートレッキングツアーに参加して頂くお客様には無料にてレンタルしていただいております(14-30㎝まで準備しています)。
ター滝駐車場ではマリンブーツのレンタルサービスもあります。500円かかりますが、レンタルすることをお勧めします。 ⇒ レンタルできるのはマリンブーツではなく、フェルトブーツです!!
フェルトブーツってご存じですか?
マリンブーツ、マリンシューズ
これらは同じものを言う言葉です。
簡単に言うと、
マリンブーツ、マリンシューズ
濡れても良い靴のことで、くるぶしまでのタイプやくるぶし上までのタイプなどがあります
スピッツで使っているのは、マリンブーツをさらに改良した「フェルトブーツ」なんです
フェルトブーツはなにが違うの??
写真で見せたほうが簡単にわかります。
左がフェルトブーツ、右がマリンブーツまたはマリンシューズ。
どこが違うかわかりますか?
底の素材が違うってこと?
はい!
底に滑り止め用の厚いフェルトが貼り付けてあるのが
フェルトブーツです
2022年夏前にこの記事を書きまして、夏に突入しました。
すると、自分のマリンブーツを持参される方が増えました。
本当にごめんなさい。
このフェルトブーツのことまで書くべきでした
フェルトブーツって本当に滑らないんです
なので、マリンブーツを持参されたお客様にもそう言ってお勧めしました。
皆さん、
「滑り止めがついているのならその方が安心」
と、言って履き替えてもらえました。
スピッツではこのフェルトブーツが無料レンタルなので、ぜひレンタルしてください。
あと、ター滝駐車場でレンタルできるマリンシューズもフェルトブーツなんだよね
ター滝駐車場では、
川遊びに最適なフェルトブーツのレンタルサービスをしているので
ガイドなしでター滝に行かれる方はぜひレンタルして足元の安全を確保してくださいね
滝つぼで素足になる気持ちよさ
そして滝に到着したら、マリンブーツを脱いでみる時間を作ってみましょう。
気持ちいいですよー
私のインスタを参考にどうぞ
第2位、トレンカ
トレンカ?
トレンカってなに?
トレンカ、レギンス、スパッツ、タイツなどいろんな呼び名があります。
私のお勧めはやっぱりトレンカ。
ハードに動いてもめくれ上がらないし。
足全部を隠せるので擦り傷が本当に減る。
怪我防止
夏場のター滝は人出が多いです。
午前のツアーに参加して頂く場合は、それほどでもありませんが、
午後のツアーではたくさんの人に出会うことでしょう。
そしてそれだけの人が川を歩き、ター滝の滝つぼで遊ぶと、川の水は濁ってしまいます。
水が濁ると、川のどこが深くて、浅いのか?
わからなくなります。
そして、どこに岩があるのか? それはどんな形の岩なのか?
まったく見えません。
ター滝に向かって川の中を進むわけですが、見えない岩に足をぶつけることもあるでしょう。
そんな時のために、できるだけ肌は隠しておいた方が怪我防止になります。
今までトレンカにたくさん足を守られてきました
私がいつも購入時に選んでいる時のポイントです。
- ハードに動いてもめくれてこないようにトレンカ一択。スパッツなどは知らない間にめくれてきて肌が露出してたりします
- ブランド品よりも安いのを使って、臭くなったり汚れたり、破れたら新しいのに買い換えます
- ウエストを絞る紐タイプではなくゴムタイプの方がフィットして好きです
- かかとに引っ掛けるタイプのものだったら、基本どれを購入してもハズレはないでしょう
- 肌を隠してくれればOKです
ネットで買ったり、
ドン・キホーテでも売ってました。
ドン・キホーテで販売てしていたレディーストレンカ
私はこれのLサイズを着てます。
全然男子でも着れます。私は171㎝ぐらいで63㎏ぐらいです。
下にメンズも売っていたのですが、メンズはレギンスになってたんですよね。
トレンカが良かったので、レディスのものを使用しています。
第3位、ライフジャケット
浮かべる安心感
迷いましたが、3位はライフジャケット。
泳げる人はライフジャケット装着するの嫌がりますよね。
ライフジャケット着てると、「泳げない人感」が出て、格好悪いと思っているのかな?
スピッツでは川遊びをスタートした当初からライフジャケットはマストアイテム。
私、世古は20歳からスクーバダイビングのインストラクターになり20年間海を職場としていました。
そんな海ガイドが川のガイドに転身して一番驚いたことは何だったかわかりますか?
体が浮かないことです
淡水ってこんなに身体が浮かないんだ………ってびっくりしました。
特に装着してほしいのは子連れの親御さんたちです。
子供にはライフジャケット着用させて、
大人は着ないで川を歩いている人多いよね
はい。
多いです。
本当に多いです。
子供にだけ着させとけば溺れないから安全って考えているんでしょうけれど………、
もったいない
そりゃー子供が溺れなければ、安全だしいいんだろうけれどね。
いやいや、やっぱり
もったいないですよ
せっかく家族との時間を作ってター滝に行くんでしょう?
子供にだけ泳がせとくの?
一緒に子供と泳がないの?
プカプカ浮かんで子供と一緒にター滝見上げないの?
どう考えても
もったいないですよ
こんな親子ガメの写真。
ライフジャケットがあってこそできる遊び方です。
淡水で親子ガメなんてやったら100%親ガメは沈んじゃいます。
下の写真のように滝つぼでみんなで浮かんじゃう………
なんてのもライフジャケットあってこそです。
そしてそんな家族で遊んでいる全員の写真をたくさん残せるのがスピッツのター滝リバートレッキングツアーです。
お父さんはいつも撮影役。
家族写真は残っているけれど………
全員は写っていない………
いつもママと子供たちだけ………
そんな思い出の写真に、家族全員の写真を加えましょうよ。
スピッツのツアーではこんな写真を撮っています。
今までに参加して頂いたお客様の喜びの声がグーグルマップに残っています。
お時間のある方は覗いてみてください。
余談
ター滝滞在中に大雨になったらどうしたらいいの?
ガイドをつけないでター滝で遊ばれている人も夏場は多いです。公共の場所なのでそれは全然いいんです。大丈夫です。ただ自分の身は自分で守るつもりで川に入らないとダメです。だって自分たちだけでター滝に行くんですから。
- 携帯電話を携帯するために防水ケースを持参する
- ター滝ではAU、ドコモの電波が入ります。ソフトバンクは使えません
- 川に入る前に必ず雨雲レーダーで降雨状況を確認しましょう
- 遊んでいて雲行きが怪しくなって来たら、必ず雨雲レーダーをチェック
- 黄色や赤色の雨雲が迫っていたら速やかに戻りましょう
- ター滝の水位は数10分の間にみるみる増えます
- 激流になり戻れなくなったら、高い場所に留まって待ちましょう
- 雨が止めば次第に水は少なくなっていきます。それから戻りましょう
- 雨が続く場合は、消防の人が助けに来るのを待ちましょう
- 増水時の川は深い場所が増えます。ライフジャケットなしに川を歩こうとするのは危険です。流れに流され簡単に溺れてしまいます
以上、ガイドなしでター滝に行く人は覚えておきましょう
つまり………
雨雲レーダー見て雨雲の接近がある時は
ライフジャケットが必ず必要ってことね
普段から着用していればいいんだけれど、
できるだけ身軽で行きたいというのならば、
天候のチェックをしてから川に入るのは
川遊びの基本です
ター滝駐車場の管理事務所ではライフジャケットのレンタルサービスもされていますが、数に限りがあるので全部貸し出し中になっていることもありえます。500円/1回。
第4位、帽子
私が帽子をかぶるようになったのは、滝の中で最大のメリットを受けるためです。
ター滝マンである私のツイートです。
ター滝の中に入る時には帽子があった方が良い。つばのある帽子があれば、水はつばのところから下に落ちるので目に水が入ってこないという大きなメリットを感じられる。コンタクトレンズ装着している人はター滝の中ではずれたりする人多いので帽子マストで行きましょう。もしくはゴーグルね。 pic.twitter.com/2SR1FtW1jv
— Ta-waterfall-man (@ta_waterfall) June 27, 2022
ゴーグルを装着することも滝の水から視界を守る有効な手段のひとつですが、
お仕事上、滝の中には頻繁に入るため、装着している時間がもったいなくて、
帽子に頼っています。
現在、私が使っているのが「ノースフェイス」の帽子です。
いろいろ探したのですが、決め手は
つばの部分がしっかりしている
ことに注力して探しました。
この帽子はつばのところにワイヤーが入っていて、
滝の中に入っても瞬時にへなへなにならないです。
もちろん長く入っていたら、そりゃー滝のパワーに負けてしまいますけれどね。
気に入ってます
第5位、ラッシュガード
ラッシュガードは最悪なくても、Tシャツでも代用できますし、
袖が長い方が体を守れるのでよりベターなのですが、
まぁー足ほど手は怪我しないと思いますので、
ラッシュガードの優先順位はこのように下位になっています。
番外編、色
リバートレッキングに向いている服装の色ってあると思いますか?
基本的にどんな色でも良いのですが、
蜂やアブのことに関していえば、
黒色の服装をしているとハチやアブが寄ってきます。
ター滝では
- アブは6月の中頃のみ
- 蜂は少しだけですが通年います
これは多くのネット情報にもありますし、
実際ター滝で本物のハチやアブに遭遇し、飛んでいる行動を見ていても、
黒色のものに止まる傾向があると感じています。
髪の毛にくっついているのもよく見ます。
なので、黒色じゃない帽子をかぶるのは「アリ」な選択。
まぁーよって、私はこんな服装しているんですけれどね………。
過去に蜂に刺されたことのある人は白色メインのカラーコーディネイトをお勧めします。
まとめ
- 水着だけはお勧めしません
- 肌は隠せるなら隠すにこしたことはない ⇒ 怪我と日焼け防止
- マリンブーツはマストアイテム ⇒ 持ってない人はター滝駐車場の管理事務所でレンタルできます(500円/1回、数に制限アリ)、滑り止め加工済みのフェルトブーツがレンタルできます
- 安全に楽しむためにはライフジャケットはかなり便利なアイテム ⇒ こちらもター滝駐車場の管理事務所でレンタルできます(500円/1回、数に制限アリ)
- スピッツのツアーに参加される方は、マリンブーツ+ライフジャケットは無料レンタル
- かかとに引っ掛けるタイプのトレンカがお勧め ⇒ 擦り傷激減します
- 帽子があればター滝の中もガンガン攻めれる ⇒ 目に水が入りにくい
- 蜂やアブが気になる人は白色のコーディネイトを心がけよう