2020年になりました。明けましておめでとうございます。本年も楽しいター滝リバートレッキングツアーを催行させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。
沖縄本島でリバートレッキング屋さんをやっているスピッツネイチャートレッキング世古です。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今年は元旦までお休みにさせていただき、帰省休暇を取っていました。なので仕事始めは1/2。大人のお客様たちとツアーに出かけてきました。
令和2年最初のツアー
参加していただいたお客様のコメントからご紹介させていただきます。
お客様アンケート
「冬の参加なので寒さが不安でしたが、水に入るとあたたかかったです。むしろ人が少なくてラッキーでした。楽しいツアーをありがとうございました」
お客様アンケート
「ガイドさんが動植物の説明などを詳しくしてくれてとても楽しくツアーができた。次、沖縄に来た時もぜひ参加したいです」
コンディション
天候 : 晴れ
最低気温 : 15℃
最高気温 : 19℃
水温 : 15℃
やっぱり太陽に恵まれた日はとても気持ち良いです。木漏れ日の美しさ、清々しさはぜひともライブで体験していただきたい。
冬の陽もきれいです
森の緑の濃淡が刻々と変化する様はリバートレッキングツアーの醍醐味のひとつです。
がじゅまるは通年、圧倒的です
どこまで濡れて遊ぶかは参加者の皆さんの気持ち次第。最初から飛ばしてずぶ濡れになるも良し。滝までセーブして、最後まで濡れて遊ぶも良し。あまり濡れずに楽しむも良し。
参加者の数だけ楽しみ方があります。
今回のこのお二人は最初からがっつり濡れ濡れタイプ。
ちょっとした川の深みでも入水。
冷たい~
やんばるの森、深くを歩いていきます。
森はその緑色をどんどん深めて私たちを招き入れてくれます。
やんばるの森を進みます
すべての倒木はかって森の中にそびえていました。
倒れてからは日々川の流れに押されながら少しずつ変化していきます。
数多の倒木を越えて進みます
ター滝に到着後……、
いやー、みなさんいい顔されてますねー。撮影してても楽しい。
ター滝だぁぁぁぁぁ
ター滝に着いたよー
今回の参加者はみなさんためらうことなく打たれておられました。
もちろん打たれます
ほとんどすべての人がずぶ濡れで楽しんでおられます
どこで打たれるか? 場所によって水圧が変わります。
下の写真の、ここが一番の難所。
普通の水量時でもなかなかの水圧を感じます。
ここで打たれるのがマックスパワー!!
ターザンロープ撤去
2019年末のいつごろかもう覚えていないのですが、ター滝向かって右上のあたりの樹木が崩落してしまいました。
きっかけが何だったのか?
今となってはまったく覚えていません。
下の写真のお客様の上方に空間が……、
ター滝右上方がおかしい……
下の写真の真ん中上の部分ですね。
ターザンロープの木の真上が崩落しています
ズームで寄るとこんな感じ。
ター滝の右側上部が崩落してます
少しわかりにくいのですが、かなりの大木が根ごと倒れて崖から崩れそうになっています。それがちょうどターザンロープのくくりつけてあった木の上にあたります。
2018年の秋にまであったターザンロープが台風で上の枝に絡まってしまい、いつしかなくなりました。その後、手前の枝に新しく誰かがロープを巻き付けたのですが、これは滝つぼの深い場所までは届かない代物だったので、ターザンブランコとして遊んでいました。
下の写真がターザンブランコです。
ターザンブランコ
そして2018年の年末にター滝駐車場の管理会社から連絡を頂きました。それによると、
「ターザンブランコ上方の樹木の崩落により、安全最優先でロープを撤去いたします」とのことです。
今までたくさんのお客さまが楽しんでこられたターザンロープですが、誰かが大怪我をしてしまい、ター滝への入場制限がかかってしまうことが一番の損失なので、これはやむを得ない措置だと思われます。
なので、これからはターザンロープのないター滝になりますが、滝に打たれたり、魚をすくったりしながら遊びたいと思います。
ター滝での遊び方
滝つぼジャンプはいろんなポーズで。
連射撮影しているので、最初のカットから連続で見ていくと、なんの不思議でもない写真ですが、1枚だけ取り出すと摩訶不思議なポーズの写真になります。
滝でこんなポーズも
どうやったら、こんなポーズで入水できるのか?
って思えますけれど、飛んでるお客様は真剣そのもの。
滝つぼジャンプではいろんな写真が撮れちゃいます
ぜひいろんなポーズで飛んじゃってください。
そしてター滝には生物も多いです。
この日はお客様がカニを捕ってくれました。
カニ捕ったどぉー
エビも魚も捕れました。
魚はクロヨシノボリという名のハゼです。
今日の収穫
夏の滝つぼは人出が多く、常時濁った水で満たされていますが、夏以外の季節なら滝つぼの水はとってもクリアーなんです。だから、魚すくいをしたい人は夏以外の季節に来ていただくことをお勧めいたします。
またター滝にはフォトスポットがたくさんあります。
こちらは滝の下だけれど水飛沫のあまりかからないポジション。
頭上からター滝
まさに滝に打たれている場面を記録したい人にうってつけのポジション。
ター滝直当て中
もちろんあります、帰路のジャンプ
参加していただいたお客様には懐かしい風景でしょうか。
滝からの帰路にはこんな高低差のある場所があります。
飛び込めるお客様には飛んでいただいております。
冬でもここから飛んでます
飛んでる様子は動画でどうぞ。
冬でも森の美しさは筆舌に尽くしがたいです。
ぜひ自分の目で見に来てください。
木漏れ日と森そして川面
大きなシダ植物の群生はジェラシックパークのようです。
ヘゴの森
このようにターザンロープはなくなってしまったのですが、ター滝には自然を利用したたくさんの楽しみ方がまだまだ存在します。
ぜひ沖縄に残る日本のジャングルを体験しに参加してくださいね。