真夏は多忙につき、まったく更新できていないリバートレッキングのブログも書いていかないとね。昨日でスキューバダイビングのブログも書き終わり、現在に追いつけました。リバートレッキングも追いつきたい。
沖縄本島恩納村でダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。
まずはター滝の様子を振り返ってみましょう。
1. 2017年、夏の沖縄
5月に書いたブログにより、今年度のツアーが無事に開催できるのかシーズン当初は心配していましたが、ふたをあけてみれば、台風の来ない幸せな夏でした。駐車場が閉鎖されるような悪天候は一度もなかったように記憶しております。
ただそのせいで川の水量は日ごとに減っていきました。
こちらの下の写真は夏の始まり、7月の滝です。6月の最終週に近くまでやってきた台風のおかげで、雨が降り、沖縄のダムは軒並みほぼ満水まで水位が増えました。
滝も水量豊富。いつも2本で落ちてきますが、この写真は滝幅全体から落ちているような感じ。
そしてこちらが夏の終わり。9/1の滝です。くっきり2本で水が落ちてきます。
でも、本当に雨が降っていないので、枯れちゃうんじゃないか? って心配していたので、枯れずに流れ続ける滝は嬉しいんてすけれど、反対に驚いてしまいました。
2.ター滝駐車場はどうなった?
駐車場も朝は空いているのですが、午後には満車になる日も多かったです。
上の写真は7月の山の日あたりのお昼ごろの風景です。なので、7.8月の二か月間の午後のツアーはやっぱり人出が多いです。この場合の人出の多さっていうのは、ガイド付きのツアーに参加する人のことではなくて、自分らでやってきて、自分らで滝まで行って、遊んで帰る人たちのことです。
ター滝はガイド同伴でなければ入れない川ではないので、夏期間は本当にたくさんの人が遊びに訪れます。年々その人数は増加しているように感じますね。
誰でも遊べる川、滝ということは、とても素晴らしいことなのですが、増水時には当然のように危ない川に変わってしまうため、年に数度ですが、毎年消防士の方がレスキューしなければならない状況が現実になっております。やんばるが国定公園に指定されたことを受け、大宜味村が川、滝で事故が起こらないように、ルール作りを始めたのが今年になります。
夏には規制ルールが適応されるかと考えていましたが、今年はまだ様子見の判断が下されたようです。来年以降、いろいろなルールが取り決められ、駐車場も有料化に移行していくと思われます。ただまだまだルール整備も準備段階のようで、今後いろんな経緯を経て、決まっていくようなので、決定事項が発表され次第、随時また皆様にご報告したいと思います。
3. ター滝大盛況なり……
駐車場が満車ってことは、当然川にも滝にも人が多くなります。
滝つぼに人が多いと……、水が濁っちゃうんですよね~。
スピッツのリバートレッキングツアーでは、手網を持参して、魚すくいをするのですが、7.8月の2か月間は水中マスクを持参することを止めました。だって持って行っても水中が見えないぐらいなんですもん……。
なので、今夏はお客様に自身のゴーグルを持参していただくことをお勧めしておりました。滝で遊ぶ時にあると便利だし、子供らは水中マスクよりもスイミングゴーグルの方が使い慣れていますからね。
去年はくるぶしぐらいの超浅い水深の川でもたくさん魚が捕まえられましたが、今年はその水域に住んでいる魚たちがとても少なかったので、あまり魚やエビが捕れませんでしたね。
川の水量が少ないことが関係しているのかどうかは私にはわからないです。来年は魚たちが増えることを願っております。(捕獲した魚やエビはその場ですぐに逃がしています)
人は多いけれど、滝の雄大さは変わりません。水飛沫だってみんな平等に降り注ぐし、マイナスイオンもみんなが浴びれる。見どころがあまりにも大きいので、たくさんの人が一度に楽しめるのはこの滝の素晴らしい部分のひとつです。
今回は今夏のター滝の様子を振り返ってみました。次回はすぴっつの夏のツアーの様子をレポートしていきますね。