前回は12月でも運良く暖かな日に参加されたター滝リバートレッキングツアーの様子をレポートさせていただきました。今回は12月らしい寒い日のリバートレッキングをレポートしたいと思います。
沖縄恩納村をベースにダイビング、リバートレッキング屋さんをやっている、スピッツネイチャートレッキング、世古です。当ブログへお越しいただきありがとうございます。
12月は沖縄でもやっぱり寒いです。今年は暖冬でまだ暖房は使っていませんが、Tシャツだけでは過ごせません。最高気温で20℃を超えれば普通。20℃を超えない日は沖縄だと寒いと感じます。
川の水温は気温とダイレクトにリンクしているので、陸上が冷え込めば、水温も下がります。
ちょっと前まで20℃だった水温は18℃まで低下していました。
でも……。
「寒い~」と言いながらも、みんな滝の中に入っちゃうんですよね。
なぜか?
そこに滝があるからです。
せっかくター滝まで行くんですから、ただ遠くから眺めているだけなんてもったいない。
そして、こんな立派な滝なのに、真下に入れちゃう。
これがこの滝のとっても稀有なポイントです。
ター滝は隠れ家的スポットではなく、ネットにもバンバン紹介されていて沖縄の多くの人がすでに知っている名所です。そんな場所が管理されることなく、自然のままで放置されていることの珍しさ。
ここはアフリカではなく、日本ですからね。
なんでもすぐ管理されちゃう。自然のままの滝で遊べるって、今のご時世ではそのことが本当に素晴らしい。
いつまでもこのままの滝でいてほしい。
だから、事故を起こさず、みんなで遊べるように今後も大切に見守っていきたいです。
こちらのご夫婦も滝を背景に満面の笑顔ですね。
楽しんでいただいているな~というのが言葉にしていただかなくても、お客さんの様子を見ているだけでガイドに伝わってくるってガイド冥利に尽きます。
夏の滝はもちろん楽しいのですが、冬の滝はほぼ貸切で遊べますので、冬に来られた皆さんはその点に感動されておられます。
「こんな立派な滝なのに、誰も他にいなくって、貸切って贅沢ですね」
そんな感想を言われることも多々あります。
春休みまでは貸切で遊べることが多いツアーですので、冬でも参加されることをお勧めいたします。